陸上自衛隊 7


救難消防車IB型

「救難消防車IB型」は、海上自衛隊が運用する空港用化学消防車の一種で、主に駐屯地や飛行場での航空事故(特にヘリコプター事故)における火災を消し止め、搭乗員を救出するために使用されます。

 

この車両の全長は約12メートル、幅は約3メートル、高さは約4メートルで、7500リットルの貯水タンクを備えており、1分間に最大6000リットルの放水が可能です。

 

従来の救難用消防車と比較して、放水量が約2倍、タンク容量が約1.5倍になっており、火災現場で強力な放水を行い、迅速に鎮火する能力を持っています。

救難消防車IB型は陸上自衛隊のみならず、航空自衛隊や海上自衛隊でも運用されている。

 

仕様

・全長約12メートル、幅約3メートル、高さ約4メートル

・7500リットルの貯水タンクを備え、1分間に最大6000リットルを放水できる

・従来の救難用消防車に比べ、放水量が約2倍、タンク容量が約1.5倍にも及ぶ

・火災現場で強力な放水を行い、迅速に鎮火する能力を持っています

その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 7 -1 ]

撮影場所 陸上自衛隊霞目駐屯地

撮影日 2024/04/06 11:38:47

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED



1 1/2t救急車

その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 6 -1 ]

撮影場所 陸上自衛隊霞目駐屯地

撮影日 2024/04/06 10:00:31:48

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

1 1/2t救急車は、陸上自衛隊の装備品です。衛生科部隊および普通科連隊などの本部管理中隊衛生小隊に配備され、主に野戦で使用されます。また、大規模災害時に自治体から支援要請を受け、「災害派遣」として出動します。


 

この救急車は、旧73式中型トラック(現在の1 1/2トントラック、通称:1トン半)をベースにしています。荷台の屋根は幌ではなく、完全クローズドキャビンを持つ全面金属製のパネルバンです。運転席キャビンと後部荷室は行き来が可能なように中央部にドアが追加されています。自衛隊では数少ない緊急自動車の指定を受けており、キャビン屋根には赤色回転灯とサイレン、荷室屋根にも赤色回転灯と換気用の丸形ベンチレーター2基を備えています。

荷室には担架を収容でき、最大5名の患者を担架ごと収容できます。また、看護師や救急救命士の資格を持つ衛生隊員が同乗して運用されます。医療用資器材や医薬品も搭載されており、非舗装路での運用を前提としています。さらに、家庭用コンセントが備え付けられているため、可搬式の医療機器を追加搭載して治療を行うことも可能です。

この1トン半救急車は、高規格救急車と比べて搬送能力が高く、災害現場など悪路での走破能力が優れています。



UH-1J

その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 5 -1 ]

撮影場所 陸上自衛隊霞目駐屯地

撮影日 2024/04/06 09:32:35

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

UH-1J は、ベル・ヘリコプター社が開発した多用途ヘリコプターで、日本の陸上自衛隊で幅広く運用されています。このヘリコプターは、シングルエンジンの軽量機で、乗員と貨物を運搬するための広いキャビンスペースを備えており、最大で12人の兵士を輸送できます。


その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 5 -2  ]

撮影日 2024/04/06 09:36:07

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

主な任務には、人員輸送、災害派遣、医療救助、偵察、連絡、輸送などが含まれています。性能と仕様は、最大離陸重量が約5,400 kg、最大速度が約204 km/h、航続距離が約500 km、エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社製T53-L-703 ターボシャフトエンジンです。


その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 5 -3  ]

撮影日 2024/04/06 10:31:48

カメラ NIKON D810

 

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

UH-1J は、日本以外でも多くの国で運用されているのは、信頼性と汎用性が高いためです。



AH-1 コブラ

その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 4 -1 ]

撮影場所 陸上自衛隊霞目駐屯地

撮影日 2024/04/06 09:28:28

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

AH-1 コブラは、ベル・ヘリコプター・テキストロン(ベル・エアクラフト)社が開発した、世界初の攻撃ヘリコプターです。1967年にUH-1をベースに開発され、その後登場する各国の攻撃ヘリに大きな影響を与えました。


 

AH-1 コブラは、高速化のため空気抵抗の減少を図り機体をスリム化し、ヘリコプターとして初めて操縦席のタンデム配置(前後にシートを設けること)を取り入れました。これは後に各国で開発されることになる戦闘・攻撃ヘリコプターでも、広く採用されることになりました。

 

主な武装としては、20mm機関砲やBGM-71 TOW対戦車ミサイルなどを装備しており、ベトナム戦争や湾岸戦争などの多くの戦闘に投入されました。アメリカ陸軍では後継機種であるAH-64 アパッチの採用により全機が退役していますが、改良型であるAH-1Zがアメリカ海兵隊で運用されている他、日本の陸上自衛隊を初めとする諸外国でも現役で使用されています。


その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 4 -2 ]

撮影日 2024/04/06 10:46:06

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

日本ではAH-1Sを国内でライセンス生産しており、平均調達価格は約25億円で米国の約3倍、特に末期に調達数が減り、単価は48億円、6倍にまで高騰したとされています。このように、AH-1 コブラはその洗練されたデザインと高い戦闘能力により、世界中の多くの国で使用されています。



宮城県警察 JA139M アグスタウェストランド AW139

その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 3 -1 ]

撮影場所 陸上自衛隊霞目駐屯地

撮影日 2024/04/06 10:47:34

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

宮城県警察が所有する「JA139M」は、AgustaWestland AW139というヘリコプターの機体記号です。このヘリコプターは、流線型の機体デザインを持ち、高速性能に優れています。そのため、パトロールや各種情報収集などの活動で日々活躍しています。

 

「JA139M」は、優れた機動力と迅速な対応能力を備えており、警察の重要な任務をサポートしています。空からのパトロールにより、地上では把握しにくい広範囲の監視を可能にし、事件や事故の早期発見・対応に貢献しています。また、情報収集活動においても、高度な機器を搭載しており、効率的かつ効果的にデータを収集・分析することができます。


 

このように「JA139M」は、宮城県警察の活動において欠かせない存在となっています。今後もその優れた性能を活かし、

地域の安全と安心を守るために活躍し続けることでしょう。



仙台市消防航空隊 JA119J Bell 412EP

その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 2-1 ]

撮影場所 陸上自衛隊霞目駐屯地

撮影日 2024/04/06 10:50:04

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

JA119Jは、仙台市消防航空隊が保有しているヘリコプターです。

機種: Bell 412EP

製造番号: 36538

運用中のヘキサコード (ICAOコード): 845EA0

Bell 412EPは、ベル・ヘリコプター・テキストロン社が開発した汎用ヘリコプターで、消防防災、警察監視、軍用など幅広い用途に対応し、デュアル・デジタル自動飛行制御システムやPT6T-3Dエンジンを搭載して高い性能を発揮します。強化型のBell 412EPXは、メインローターギアボックスの強化や最大全備重量の増加などの改良により輸送能力と運航効率が向上し、日本の陸上自衛隊に次期多用途ヘリコプター(UH-X)として採用されています。



宮城県防災航空隊 ユーロコプター AS365N3 ドーファン2

その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 1-1 ]

撮影場所 陸上自衛隊霞目駐屯地

撮影日 2024/04/06 10:49:29

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

宮城県防災航空隊は、1991年10月1日に設立され、仙台空港を拠点に宮城県の消防防災ヘリコプターを運用する組織で、主な業務内容は災害応急対策活動、消火活動、救助活動、救急活動であり、災害状況の把握や情報収集、救援物資や人員の搬送、中高層建物や林野火災に対する空中消火、山岳地帯や水難事故現場での救助用ウインチ(ホイスト)を使用した救助、機内での救命処置継続と地上救急隊への引き継ぎ、医療機関への搬送を行う。


その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 1-2 ]

撮影日 2024/04/06 09:59:57

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

運航管理は東北エアサービス株式会社に委託され、仙台市消防航空隊とも連携し、宮城県広域航空消防応援協定に基づく運航不能時の連携や隔日交替の当番対応により24時間体制で運航している。


その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 1-3 ]

撮影日 2024/04/06 10:00:03

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

宮城県防災航空隊が所有する航空機「JA04FD」は、Eurocopter AS365/565 Dauphin 2/Pantherというモデルの一つで、具体的にはEurocopter AS365N3 Dauphin 2型です。製造番号は6960です。


その他の写真・自衛隊・陸上自衛隊 7 [ 1-4 ]

撮影日 2024/04/06 10:49:38

カメラ NIKON D810

レンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR Ⅱ

この航空機は2013年6月から宮城県防災航空隊で運用されており、その前は2013年1月から2013年6月までユーロコプタージャパンで運用されていました。2024年5月5日に仙台空港から福島県いわき市間を飛行し、移動時間は22分でした。